シリーズ最後は「格安SIM」を調べてみた
ドコモ、au、ソフトバンクと大手3社を調べてきました。
シリーズ最後は格安SIMです。
実は私が使っているワイモバイルも、厳密には「サブブランド」という位置づけで、完全な格安SIMとは少し違います。では本当の格安SIM——いわゆるMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれるサービスは、どう違うのか。
「もっと安くできるのか?」という視点で調べてみました。
格安SIMとは何か、改めて整理する
格安SIMとは、大手キャリアの回線を借りて提供される通信サービスです。
自前で大規模な通信インフラを持たない分、運営コストが低い。その分、料金を安く設定できる仕組みです。
代表的なサービスとしては、IIJmio、mineo、OCNモバイルONEなどがあります。
ワイモバイルやUQ mobileは「サブブランド」と呼ばれ、格安SIMよりサービスが充実している分、料金はやや高め。純粋な格安SIMとの間に位置しています。
料金差は本当にあるのか
正直に言うと、あります。
私が使っているワイモバイルと比べても、純粋な格安SIMの方が月額料金は安いケースが多い。
月1,000〜2,000円の差でも、年間で1万2,000〜2万4,000円になります。60歳からの固定費見直しという観点では、無視できない金額です。
ただし「安ければ正解」ではないのがスマホ選びの難しいところで、料金以外の部分も見る必要があります。
格安SIMの注意点、60歳目線で考える
格安SIMを調べていて、60歳からの視点で気になった点が3つあります。
①サポートがオンライン中心になりやすい
大手キャリアやワイモバイルには店舗があります。困ったときに直接相談に行ける。
しかし格安SIMの多くは、問い合わせがウェブやチャット・電話対応が中心です。自分で調べて解決できる人には問題ありませんが、「直接見せながら聞きたい」という場面には対応しにくい。
②通話料金の確認が必要
格安SIMはデータ通信の安さが売りですが、通話料金は別途かかる場合があります。かけ放題オプションを付けると、思ったより料金が上がるケースもある。電話をよく使う人は、トータルの料金でしっかり比較することが大切です。
③混雑時間帯の通信速度
昼休みや夕方など、通信が集中する時間帯に速度が落ちやすいという特性があります。ワイモバイルと比べると、この点での差を感じることがあるという口コミも見かけました。
格安SIMが向いている人、向いていない人
調べた結果、向き不向きがはっきりしていると感じました。
向いている人 自宅ではWi-Fi中心で外出時のデータ使用が少ない。電話よりLINEやメッセージ中心。スマホの設定やトラブルは自分で調べて対応できる。とにかく月額を最小限に抑えたい。
向いていない人 困ったときに店舗で直接相談したい。電話をよく使う。通信速度が安定していることを重視する。手続きや設定を誰かに任せたい。
私がワイモバイルを続ける理由が見えてきた
格安SIMを調べて、改めてワイモバイルを選んでいる理由が整理できました。
純粋な格安SIMより少し高い。でも大手3社よりはずっと安い。
サポートは店舗もある。通信品質はソフトバンクグループで安定している。シニア向けの通話割引キャンペーンもある。
私の使い方——2台持ち、光セット割、家族割引——を組み合わせると、格安SIMとの料金差はそれほど大きくない。それなら安心感のあるワイモバイルでいい、という判断です。
ただ、「一人暮らしで光回線もなく、電話もほとんどしない」という人なら、格安SIMの方が圧倒的にコスパが良い場面も十分あります。
シリーズを通じて感じたこと
ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIM、そしてワイモバイル。
5つを並べて比べてみて、改めて思うことがあります。
スマホ選びに「これが正解」はない。
自分の使い方、生活環境、サポートへの需要、そして料金への優先度——それらを組み合わせて初めて「自分に合った答え」が出る。
60歳から大切なのは、なんとなく使い続けるのをやめて、「自分はなぜこれを選んでいるのか」を一度きちんと考えることだと思います。
このシリーズがその参考になれば嬉しいです。
記載の情報は調査時点のものです。各サービスの最新情報は公式サイトでご確認ください。


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